診療・生活サポート
Patient Services
「治療を受けること」そのものが、患者様やご家族の負担になってはならない。
私たちは、高度な医療提供と同じ重みで、通院や生活を支える環境づくりを大切にしています。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)という進行性の病気に向き合う際、患者様にとって最も大切なことは「治療に専念できる心身のゆとり」を維持することに他なりません。しかし、本治療においては効果を安定させるため、1回の投与機会につき5日間連続でご来院いただく必要があり、遠方の患者様や身体機能に制限のある方にとっては、物理的・精神的な障壁となることがあります。当院では、こうした診療以外の課題を一つずつ解消し、あらゆる患者様が安心して最適な治療を選択できるよう、包括的なサポート体制を整えています。
Support for Japanese Patients
国内患者様へのサポート
遠方からの通院に伴う体力の消耗や、ご家族の付き添いに関する不安を軽減するための支援です。移動の負担を最小限に抑えることで、リラックスした状態で5日間の集中投与期間をお過ごしいただけます。
日本の介護保険、医療保険をご利用中の方は一部が保険適応になる場合があります。
Support01
クリニック併設宿泊施設
ALS患者様の療養環境に配慮し、電動車椅子の貸出対応、長時間の安静を支える医療用エアマットレスを完備。
Support02
専門介護スタッフによる介護※
患者様のご状態やご希望に応じて、必要な介護スタッフの手配を行います。
滞在中の身体介助や日常生活支援など、安心して療養に専念いただける環境を整えます。
Support03
リハビリテーション※
投与期間中の身体機能維持を目的として、専門のセラピストによる適切な強度のプログラムを実施いたします。
Support04
送迎サービス※
患者様のご状態やご希望に応じて、通常送迎に加え、民間救急車・車椅子対応車両・酸素供給対応車両などの手配が可能です。
※オプション対応となり、実際に発生した費用は患者様のご負担となります。
慣れない環境での滞在は、時に緊張を強いるものですが、専門知識を持ったスタッフが身近にいることで、患者様だけでなくご家族も休息の時間を持つことが可能になります。移動や食事の心配から解放されることは、自らの回復と向き合うためのエネルギーを蓄えることに繋がります。私たちは、点滴投与という点での治療だけでなく、滞在期間という面でのケアを重視しています。
Support for International Patients
海外患者様へのサポート
国境を越えて当院を訪れる患者様が、来日前の準備段階から帰国の日まで一切の不安を感じることなく治療に没頭できるよう、事務手続きから生活面まで一貫した支援を提供いたします。
※以下の項目はすべてオプション(実費)サービスとなります
Support01
医療ビザ手続き代行
煩雑な入国手続きを代行し、日本での治療開始を事務的な側面から迅速かつ確実にサポートいたします。
Support02
身元保証
海外から医療目的で来日される際に必要となる、医療滞在ビザ取得のための身元保証機関として対応いたします。
医療機関との連携のもと、円滑な渡航手続きを支援します。
Support03
空港送迎※
ご到着時は患者様のご状態やご希望に応じて、民間救急車・車椅子対応車両・酸素供給対応車両などを手配可能です。
空港から滞在先まで、安全かつ快適な移動をサポートいたします。
Support04
オプションサポート※
患者様のご希望に応じ、以下の追加手配が可能です。
・医療通訳手配
・マンスリーマンション手配
・ホテル手配
・滞在中の送迎
・民間救急車手配
・ポケットWi-Fi貸出
※実際に発生する費用は患者様のご負担となります。
「医療に国境はない」という理念を具現化するためには、高度な治療技術だけでなく、細やかなホスピタリティが不可欠です。私たちは、患者様が孤独を感じることのないよう、日本における最良の伴走者として誠実に対応いたします。
During & After Treatment Support
通院時または退院後のサポート
クリニックでの治療を終えてご自宅に戻られた後も、尊厳ある日常を維持し、治療の効果を生活の場に繋げるための継続的な介入をご提案しています。
※以下の項目はすべて自費診療となります
Support01
経過フォロー相談
診療後に気になることや体調の変化があった際、担当スタッフが状況を丁寧に確認します。必要に応じて医療スタッフとも連携しながら、回復期間中も継続的にフォローアップしています。
Support02
継続通院スケジュール調整
次回の診療予約はもちろん、滞在期間や帰国のタイミングに合わせた通院スケジュールの調整も行っています。交通や宿泊などの事情も考慮しながら、それぞれの状況に合わせて柔軟に対応しています。
Support03
在宅療養連携支援
帰宅後も安心して療養を続けられるよう、地域の医療機関やかかりつけ医、介護・福祉サービスとの連携調整も行っています。遠方の方や継続的なケアが必要な方にも、きめ細やかにサポートしています。
ALSとともに生きる日々の中で、リハビリテーションは単なる訓練に留まりません。専門職による関わりは、食事や排泄、更衣といった実際の動作において「今できること」を最大限に活かすための知恵となり、患者様の自信へと繋がります。また、夜間の見守り体制は、介護を担うご家族の休息を確保し、生活全体のバランスを維持する重要な役割を果たします。
私たちの役割は、医療の提供だけでは終わりません。治療を通じて、患者様とご家族が安心して過ごせる穏やかな日常をサポートし続けることを理想としています。